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第32回「織田作之助賞」受賞記念 作家・三浦しをん氏による講演会を開催しました。

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千里山キャンパスで4日、第32回「織田作之助賞」受賞記念・関西大学文学部特別講演会を開催しました。 当日は、小説『あの家に暮らす四人の女』(中央公論新社)で同賞を受賞した三浦しをん氏が、「締め切りという言葉がなくなる日」というユニークなテーマで1時間、文学部の柏木治教授と対談しました。会場の千里ホールは市民と学生計約400人であふれ、映像中継による臨時の聴講教室を用意したほどでした。 「織田作之助賞」は、大阪市・大阪文学振興会・関西大学・パソナグループ・毎日新聞社の主催で、一心寺・ルーブル書店協賛、三田文学会の特別協力で運営されています。 講演会では、まず三浦さんが普段から原稿の締め切りを守れない日常をぼやいたうえで、「この苦しみについて語りたい」と話し始めました。やがて矛先は編集者に向かい「彼らもいつもサバを読んでいて、中には(締め切りを)1ヶ月も早める人もいる」と説明。「実際はどれくらいの余裕があるのかを読むのに、すべての精神力を使いきってしまう」と冗談交じりに言うと、すかさず柏木教授も「実は私も今日が締め切りなのに、40枚の原稿がまだ完成していません」とぼやき返しました。 このあたりから三浦氏の語りはギア・アップし、柏木教授の巧みな合いの手をはさみながら、話題は小説作法から日常生活、両親、料理と多岐にわたりました。まず締め切りを守れない事情について「登場人物の役づくりに時間がかかり、そのために書き始めるのが遅れてしまう」と吐露。しかしいったん書き始めると没頭し、「冬はドテラ、夏はアッパッパ(ゆったりしたホームウエア)姿で、基本、風呂にも入らず書き続ける」と明かしました。 作品の構成については「長編の場合、事前に大雑把な骨組みは考えるが、自分の構成案に付箋を付けてさらに細かく考えるようなことはしない。そこまでやるとそれで満足してしまうような気がするので」と話す三浦氏は、さらに「(作家の頭の中で)登場人物が勝手に動き出し、寝ている間も物語が進んでいる、というようなケースは私の場合はない」とつづけました。 そして対談は、執筆のための入念な取材の話へ。たとえば林業の取材では、「学者や林野庁の役人に取材し、さらに三重の森林組合を訪ねて地元の人と実際に山に入る。そしておじさんたちの飲み会に紛れ込み、記憶を失うまで飲む」というエピソードが紹介されました。また、父母の性格をユーモラスに語りながら「母方はチョー長生きの筋なので、私も長生きしそう。そのためお酒を飲んで体は動かさないという、適度に不健康な暮らしになっている」という三浦氏に、柏木教授が「ワインなら2本くらい?」と突っ込むと「それくらい全然大丈夫」と笑い飛ばしました。 最後は意外にもたこ焼きの話題に。会場の人たちにまず「自宅にたこ焼き器がある人は?」と切り出すと、学生も含め半数がさっと手を上げました。三浦さんは「さすが大阪」と言いながら「ひとつ教えてください」と尋ねました。「たこ焼きの粉を溶かした液は、"とろみがなく限りなく水に近いほうがいい?""じっくり時間をかけて焼くのが正解?"プロのみなさん教えてください」。すかさず会場のあちこちで大きく顔をうなづかせる聴衆を前に、三浦さんは「やったー。これでOKなんですね。ウンウン」と満足そうでした。講演会のあと著書のサイン会も行われ、並んだ80人のうち半数は学生でした。
三浦しをん氏講演会 三浦しをん氏講演会 三浦しをん氏講演会 三浦しをん氏講演会

第13回三大学連携事業によるシンポジウムを開催しました。

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千里山キャンパスで4日、大阪市立大学・大阪府立大学との連携事業によるシンポジウムを開催しました。 最初にスポーツ評論家の玉木正之氏が、「今、スポーツ文化の構築が始まる-体育からスポーツへ-」というテーマで基調講演を実施。玉木氏は、日本において「スポーツ」=「体育」として捉えられていた歴史を紐解きながら、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催を控え、日本国内のスポーツに対する捉え方が、「自分で計画を立てプロジェクトを遂行する『スポーツ・インテリジェンス』の時代へ変化している」と述べました。その上で、障がい者スポーツの重要性にも触れ、全ての人々が同じステージに立つことにより物事の判定基準も変わっていく必要性について言及しました。 基調講演を受けて、大阪市立大学都市健康・スポーツ研究センター副所長の渡辺一志氏、大阪府立大学学長補佐で地域保健学域長の奥田邦晴氏、本学人間健康学部教授の杉本厚夫学生センター副所長(兼司会)を加えて、「ウェルビーイング スポーツ文化と健"幸"」をテーマにパネルディスカッションを行いました。 渡辺氏は「健康・スポーツ科学の役割」と題して、スポーツを「自主的に行う」「自己目的的な行為」であると位置づけた上で、「健康で豊かなライフステージの実現を担う重要な文化の一つである」との考えを示しました。さらにさまざまな科学的データを基に、「高度化」と同時に「大衆化」する現代におけるスポーツの多様性についての考察を披瀝しました。 また奥田氏は、日本における障がい者スポーツの現状と課題を整理した上で、スポーツを通じて全ての人々が活躍できる社会をつくるための一環として、ヨーロッパで考案された競技スポーツ「ボッチャ(Boccia)」の普及促進活動を紹介しました。さらに、学生と共にさまざまなエビデンスを構築し、全ての人々が活躍できる「人の可能性」を社会に発信するという、自身の研究室における取組みを説明しました。 そして杉本教授は、近年のスポーツ文化が成長期から成熟期に入っていることに触れつつ、大阪マラソンの調査研究等の考察から、「画一化から多様化へ」「日常から非日常へ」「参加から参画へ」「移動する観客」「交換から贈与へ」「孤立から一体へ」といった6つの特徴があることを指摘。「未来に向けてスポーツがどのような文化になればよいか」を念頭に、「"スポーツ文化"と"健康"、"幸せ"が相互に密接な関係を持っていることの重要性を再認識すべき」と提言を行い、シンポジウムは締めくくられました。
ウェルビーイング ウェルビーイング ウェルビーイング

総合情報学部講演会「アートを支える最新のデジタル化技術」を開催しました。

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高槻キャンパスで5日、総合情報学部講演会「アートを支える最新のデジタル化技術」を開催しました。 関西大学では、超高精細デジタル化技術をアートの分野にも応用する試みを、文理融合・産学連携のプロジェクト体制で進めています。本講演では専門の技術者をお招きし、これらの技術成果を鑑賞するためのプロジェクション技術を紹介いただくとともに、最新の4Kプロジェクターを使った実演も行いました。 冒頭、総合情報学部のノーマン・D・クック教授による開会挨拶の後、同学部・林武文教授が「4K、8Kとは何か」「解像度とはいかなるものか」など、講演を理解するための技術について説明しました。続いて、株式会社JVCケンウッドの小島良雄氏(シニアエンジニアリングスペシャリスト)が、「世界最先端の超高精細-高精彩4K・8Kプロジェクション技術の紹介」と題して、超高精細の基本技術を解説。小島氏は、10年かかってようやく同技術が飛行機のフライトシミュレータやデジタルプラネタリウムに応用されたことにかかる苦労話などもあわせて披露しました。 さらに、西華デジタルイメージ株式会社の工藤稔氏(8Kプロジェクトリーダ)が、「美しいデジタル画像を4K・8Kプロジェクターで楽しむ」をテーマに、実際の4Kプロジェクターを使って解説しました。工藤氏は、日本で最初に作った4K映像を見せながら、モデルの女性を映している映像の背景に、意図せずして映り込んだ蟻がはっきり確認できたことや、撮影時には気がつかなかった背景の小さな飛行機や鳥が映像で認識できたことなど、4Kならではのエピソードも紹介しました。 最後に、角谷賢二氏(本学学長室シニアURA)が、関西大学ですでに得られている絵巻物、古地図、平家物語などの超高精細の画像を紹介し、聴講した方々はその迫力に感嘆のため息を漏らしました。
総情講演会g 林武文教授(総合情報学部) 総情講演会 小島良雄氏(株式会社JVCケンウッド) 総情講演会 工藤稔氏(西華デジタルイメージ株式会社)

第3回博物館実習実践研修会を実施しました。

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千里山キャンパスで5日、関西大学博物館が第3回博物館実習実践研修会を実施しました。 本研修会は、関西大学博物館の大きな特長である学芸員養成機関としての取り組みを拡大し、文化財や考古資料などの取扱いを全3回にわたって実践的に学ぶもので、第1回目は日本刀研修、第2回目は保存科学研修を行いました。 そして、第3回目は小島伸治氏を講師に迎え、友禅染研修を実施。小島氏は、友禅染の歴史や技法を解説するとともに、自身が本学で非常勤講師を務めていた際に指導した学生の作品や、クリスマスをモチーフにした友禅染等を披露しました。参加者は、真剣なまなざしで小島氏の説明に耳を傾け、着物の畳み方を学ぶ実習にも積極的に取り組みました。
友禅染研修会 友禅染研修会 友禅染研修会 友禅染研修会

「平成OSAKA天の川伝説2016」に学生がボランティアとして参加しました。

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大阪市の大川で7日に開催された大阪の新たな風物詩「平成OSAKA天の川伝説2016」(主催:一般社団法人おしてるなにわ、共催:関西・大阪21世紀協会)に、本学も協賛団体として参加しました。 開催セレモニーには楠見晴重学長が出席。会場では七夕コンサートが催され、プロの歌手や子どもたちらの歌声が響き渡りました。 また、いのり星®の放流場所には、本学学生およびボランティアセンター学生スタッフ総勢約50人が、放流補助として参加し、約4万個の青く輝く光球からなる一夜限りの天の川づくりの一端を担いました。 学生たちは水に浮かぶ幻想的な光景に目を輝かせ、水都大阪が持つ都市資産の素晴らしさを存分に体感するとともに、たくさんの人とともに何かを創り上げる達成感に充実の表情を浮かべました。
天の川伝説 天の川伝説 天の川伝説 天の川伝説 天の川伝説

平成28年度関西大学給付奨学生の奨学生証授与式を挙行しました。

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千里山キャンパスで7日と8日に、成績優秀者が対象となる関西大学給付奨学生(関西大学給付奨学金各種・関西大学教育助成基金給付奨学金)への奨学生証授与式を挙行しました。 本授与式は、奨学生としての名誉や誇りを自覚し、今後も充実した学生生活を送ってもらうための契機にすべく実施しているもので、学部生約1,100人、大学院生約550人を対象に行いました。 楠見晴重学長と木谷晋市副学長は、改めて奨学金の意義を説明し、奨学生に対して激励の言葉を送りました。
奨学生証授与式 奨学生証授与式 奨学生証授与式

多文化セミナー「中央アジアの家庭料理セミナー」を実施しました。

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吹田市立子育て青少年拠点夢つながり未来館(ゆいぴあ)で9日、国際部主催の多文化セミナーの一環として「中央アジアの家庭料理セミナー」を実施しました。 本イベントは交換受入留学生が講師となり、料理を通じて本学の学生や地域住民に対して多文化を体感してもらうためのセミナーです。今回は、キルギス共和国にある協定大学の中央アジア・アメリカ大学から交換留学で来ているナバド・シュクロナさんに母の味3品を教えてもらいました。 参加者たちは、タイ米の炊き方や普段目にしないスパイスの使い方にとまどいながらも楽しく交流し、「客人を招いたときの風習」など、ナバドさんから紹介された母国の文化に「新たな発見があった」と笑みをこぼしました。 なお本イベントは、2016年度公益財団法人中嶋記念国際交流財団助成による留学生地域交流事業助成金を受けて実施されました。
多文化セミナー 多文化セミナー 多文化セミナー

グローバルFDワークショップを開催しました。

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千里山キャンパスで9日、国際部・国際教育支援室がグローバルFDワークショップを開催しました。 本取組みは、本学での英語による授業展開を発展させていくことを主な目的としています。当日は、国際教育支援室所属のオンブレロ特任准教授、グレイ特任准教授、ベラルガ特任助教らが講師となり、本学教員9名が英語を使った教授法を学びました。 第1部のテーマは「教員向けのESL(English as a Second Language)トレーニング」。オンブレロ特任准教授が「EMI(English Mediated Instruction)の教授法と応用」と題してESLトレーニングを実施し、その後、3人の教員がEMIの困難な点と利点について発表しました。 第2部では「国際教育の要素を授業に取り込むには」をテーマに、国際部の池田教授が本学キャンパス内の国際化について発表を行いました。さらに、オンブレロ特任准教授が本学学生向けのマルチリンガル施設(Mi-Room)について、グレイ特任准教授が国際オンライン教習:KU-COIL(Collaborative Online International Learning)についてそれぞれ説明。最後に、COILを授業に取り込む際の困難な点と利点について、COILコーディネーターのエルヴィタ氏、ベラルガ特任助教、グレイ特任准教授が発表しました。 KU-COILの詳細 グローバルFDワークショップの詳細
グローバルワークショップ グローバルワークショップ

社会人学び直しプログラム(全24回)を実施しています。

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千里山キャンパスおよび東京センター(映像中継)で、社会人を対象にした「海外子会社の経営を担う人材を養成する大学院教育プログラム」を、6月21日(土)から7月16日(土)の期間において開催しています。本プログラムは、平成26年度文部科学省「高度人材養成のための社会人学び直し大学院プログラム」に採択されたもので、その取り組みも3年目を迎えました。 9日は、「海外派遣者のストレスマネジメント」をテーマに講義を実施。講師の川端康雄氏(大阪医科大学神経精神医学教室・臨床心理士)は、「避けず、力まず、考え込まず」をキーワードに、ストレスに関して心身両面からの理解を図りながら、こころの回復力が発揮されやすい対処法や生活習慣について解説しました。また、受講者は「こころのエクササイズ」であるマインドフルネスの体験学習を通じて、リラクセーション技法の習得に励みました。 春学期最終週の次回7月16日(土)は、5月の講義で受講者が修得したプレゼンテーション技法を活用し、本プログラムの成果発表を行います。 海外子会社の経営を担う人材を養成する大学院教育プログラムの詳細
社会人学び直し 社会人学び直し 社会人学び直し

アイスアリーナ創設10周年記念エキシビジョンを開催しました。

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高槻キャンパス「関西大学 たかつき アイスアリーナ」で10日、アイスアリーナ創設10周年記念エキシビジョンを開催し、体育会アイススケート部の宮原知子さん(文学部1年次生)らトップフィギュアスケーターが華麗な演技を披露しました。 本アイスアリーナは、本学創立120周年記念事業の一環として、日本の大学では初めてとなる国際競技規格を満たすスケートリンクとして誕生。これまで正課授業や課外活動の拠点になるとともに、高槻市主催のイベントや近隣の小・中・高等学校および他大学に対しても開放するなど、本学学生のみならず地域とともに歴史の歩を進めてきました。 開会セレモニーでは、今年7月に「関西大学 たかつき アイスアリーナ」(旧称:関西大学アイスアリーナ)へと名称変更した本アイスアリーナが、今後さらに地元・高槻市へ貢献し、地域のみなさんに愛される施設へと発展を遂げていくよう、楠見晴重学長ならびに池内啓三理事長、濱田剛史高槻市長らから挨拶がありました。 エキシビジョンは、アイスホッケーエキシビジョンマッチ(関西大学×関西学院大学体育会アイスホッケー部)で開演。当日駆けつけた一般市民や学生ら約450人は、なかなか目にする機会のない迫力満載の映像に一瞬で目を奪われ、また選手同士の激しい衝突音やシュートのスピードに歓声が自然と沸き起こりました。 続くフィギュアスケートエキシビジョンでは、ジュニア・トップスケーター総勢23人による豪華なショーが行われました。女性スケーターたちがかわいらしく妖艶な舞を見せれば、男性スケーターたちは逞しく美しい演技を披露。また負けじと小学生ジュニアスケーターたちも大勢の観客を前に堂々とした演技で、そのレベルの高さを見せつけました。来場者たちは感嘆の声を漏らしながら、2016年世界ジュニア選手権優勝の本田真凜さん(関西大学中等部3年生)や2016年世界ジュニア選手権大会出場の中村優さん(政策創造学部2年次生)、全日本選手権2連覇中の宮原知子さんらの演技に酔いしれました。 この「関西大学 たかつき アイスアリーナ」を拠点に、今後も新たなスターたちが誕生することを期待しています。
アイスアリーナ式典 アイスアリーナ式典 アイスアリーナ式典 アイスアリーナ式典 アイスアリーナ式典 アイスアリーナ式典 アイスアリーナ式典

「個性がカタチになる 大学生ファッションコーディネートセミナー」を開催しました。

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千里山キャンパスで13日、学生センター正課外教育プログラム「~自分らしいファッションを知ってみませんか~個性がカタチになる大学生ファッションコーディネートセミナー」を開催しました。 本セミナーの目的は、自分らしいファッションや魅力を知ることです。当日はエフ・クラージュ カラー& イメージコンサルタントの川崎由美子氏を講師に迎え、プロの視点から自分らしい魅力を発揮するテクニックを教授いただきました。 川崎氏は、ファッションにおける集団と個の関係性、および外見の変化がもたらす内面への相乗効果について解説。集団の中で自分らしさを損なわず、かつ他者からも受け入れられるファッションとはどのようなものか、一つの形を提示しました。 学生たちは、"ミューズシステム"を使って自分の外見的特徴を把握したうえで、「好きなファッション」と「外見的個性を活かすファッション」を組み合わせたコーディネートのコツを学びました。セミナー後は、「好きな物と似合う物のギャップに悩んでいたので、解決の参考になった」「自分の外見的特徴を知れてよかった」などと感想を述べ、自身の魅力やファッションについてあらためて向き合う機会となりました。
ファッション講座

3次元画像コンファレンス2016を開催しました。

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千里山キャンパスで13日と14日、3次元画像コンファレンス2016(主催:3次元画像コンファレンス2016実行委員会、後援:関西大学先端科学技術推進機構)を開催しました。 本コンファレンスは、3次元画像に関する国内最大の総合コンファレンスです。3次元画像の入力・表示・処理・通信や立体視などに関わる研究を発表する場であると同時に、技術的視点を離れた社会的側面から3次元画像の応用についても議論する場として1993年に発足し、今年で24回目の開催を迎えました。 当日は、3次元画像に関連する研究調査活動を行う各種学術団体が一堂に会し、ホログラフィ技術で世界的に著名な久保田敏弘氏(京都工芸繊維大学名誉教授)の作品展をはじめとして、さまざまな技術分野の先進的な注目事例などが発表されました。本学もホログラフィに関するセッションやポスター発表などに参加し、最新の研究技術・成果を発表。システム理工学部・松島恭治教授の光情報システム研究室は、世界最高レベルのコンピュータホログラフィによる3次元画像作品を展示し、実物さながらの3次元画像に多くの来場者の関心を集めました。
3次元画像コンファレンス 3次元画像コンファレンス 光情報システム研究室による関西大学コンピュータホログラフィ作品 3次元画像コンファレンス 久保田敏弘京都工芸繊維大学名誉教授アナログホログラム作品

産学連携による「あなごパイ」ネーミングプロジェクトが始動しています。

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商学部の荒木孝治教授ゼミ・西岡健一准教授ゼミが、堺市にある株式会社松井泉との産学連携プロジェクトを始動させています。 今回のプロジェクトは、新製品「あなごパイ」(あなごを用いたパイ菓子)の商品化プロセスにおける商品のネーミングおよびキャッチフレーズの作成を関西大学が受け持つもので、堺市の地域創生の一助になることを期待しての取り組みです。 6月23日のファーストワークショップでは、株式会社松井泉・松井利行社長から堺市とあなごの歴史や、あなごに人生をかける社長の熱意などを披露いただきました。続いて7月15日には、本学商学部ゼミ生によるネーミングアイデアのプレゼンテーション大会を実施。今後は、今回提案された約100個ものユニークなアイデアの中からネーミングを決定し、この秋に商品化、そして11月5日のアナゴの日に発表会を実施する予定です。 学生らプロジェクトメンバーは、今回の新商品が近い将来、堺の古墳群が世界遺産に登録されたときには、国内はもとより海外からの観光客に「堺の新名物」として認知されることを期待しています。
あなごプロジェクト 学生によるネーミングプレゼンテーションの様子 あなごプロジェクト プレゼンテーション後の松井社長の講評の様子 あなごプロジェクト ファーストワークショップ時の集合写真

創立130周年記念シンポジウム「サイバーセキュリティの最新動向と対策」を開催しました。

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東京大手町の日経ホールで15日、関西大学東京経済人倶楽部との共催で、創立130周年記念シンポジウム「サイバーセキュリティの最新動向と対策」を開催しました。 関西大学東京経済人倶楽部とは、2004年に発足した経済界等で活躍する首都圏在住の本学卒業生から成る職域団体で、校友支援や母校支援など、母校の発展および卒業生間の連携強化を目的にした継続的な活動を展開しています。 シンポジウム当日は、米国政府機関の重要施設・機能のサイバープロテクションを主業務とし、18年以上もの間一度として破られたことのないマルウェアのブロック特許技術を有するBlue Ridge Networks社の会長兼CEO、ジョン・ヒギンボッサム氏による記念講演をはじめ、暗号理論を専門とする総合情報学部の桑門秀典教授による特別報告「暗号技術から見たサイバー攻撃」が行われました。 さらに、情報セキュリティを専門とする社会安全学部の河野和宏准教授、産業技術総合研究所サイバーフィジカル・セキュリティ研究グループ長の大崎人士氏を交えて、社会安全学部の髙野一彦教授をモデレーターとしてパネルディスカッションを実施。2020年に東京オリンピック・パラリンピックを迎える日本において、予想されるサイバー攻撃に備えた対策や求められる企業の防衛戦略などについて活発な議論が交わされました。
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創立130周年記念「なにわ大阪研究センター開設記念シンポジウム」を開催しました。

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千里山キャンパスで16日、「なにわ大阪研究センターシンポジウム」を開催しました。 当日は2部制で、第1部では講談師の旭堂南海師から「関西大学物語」と題した講談が行われました。この講談は、旭堂南海師に特別に制作いただいたオリジナルの演目で、大阪西区京町で産声を上げた本学の草創期から、念願の大学昇格を果たすまでの激動の時代を舞台に、働きながら勉学に励んでいた活気あふれる学生達や、大学の発展のために多くの大学関係者が奔走した姿と活動が、軽妙な語り口で紹介されました。 第2部では、公益財団法人関西・大阪21世紀協会理事長の堀井良殷氏による基調講演が行われました。堀井氏は「なにわ大阪再発見」をテーマに、さまざまな地理的利点により大阪が古代から日本の玄関口として発展し、時代の変遷のなか近代まで日本の消費を支える中央マーケットの地位を保ってきた歴史について解説。そして今後の大阪のあり方について、コア・アイデンティティを持つことの重要性を説きました。 その後、基調講演を受けて行われたパネルディスカッションでは、藪田貫関西大学名誉教授の進行のもと、堀井氏、旭堂南海師、住吉大社宮司の高井道弘氏、大阪天満宮宮司の寺井種伯氏、なにわ大阪研究センター長の与謝野有紀教授(社会学部)、同副センター長の黒田一充教授(文学部)が、「なにわ大阪研究センターへの期待」をテーマに議論を交わしました。そのなかで、本センターが大阪天満宮や住吉大社の協力を得て、大阪の歴史と文化を発掘している事例が紹介され、それらの調査・研究を基に、大阪の新しい未来をつくっていくことの意義について白熱した意見交換がなされました。
なにわ大阪シンポ なにわ大阪シンポ なにわ大阪シンポ なにわ大阪シンポ

タマサート大学シリントーン国際工学部(タイ)の学生と教員が来訪しました。

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関西大学創立130周年記念事業であるグローバル奨学金の補助を受けて、7月10日から8日間、Kansai University Visit Tripプログラムの一環で、タイ王国のタマサート大学シリントーン国際工学部(SIIT)の学生22人と教員2人が来日しました。            訪問したSIITの学生は、キャンパスツアーや交流会、化学生命工学部化学・物質工学科や環境都市工学部エネルギー・環境工学科の研究室・施設見学ツアー、および科学技術英語の授業に参加し、本学の施設や学生生活について楽しく学びました。そして学外ツアーとして、サイエンスツアー(理化学研究所、ナレッジキャピタル)とインダストリアルツアー(株式会社島津製作所、株式会社リガク)を実施し、SIITの学生にとって日本の科学技術を学ぶ貴重な体験となりました。                 また本年9月には、化学・物質工学科グローバル人材育成プログラム事業(教育改革推進特別予算による事業)の一環として、化学・物質工学科の学生12人と教員2人がタイのSIITを訪問する予定です。 交流を深めた参加学生たちは、SIIT学生との再会を誓い合いました。
タマサート大学 タマサート大学 タマサート大学 タマサート大学 タマサート大学

社会人学び直しプログラムを実施しました。

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千里山キャンパスおよび東京センター(映像中継)で16日、社会人を対象にした「海外子会社の経営を担う人材を養成する大学院教育プログラム」を開催しました。本プログラムは、平成26年度文部科学省「高度人材養成のための社会人学び直し大学院プログラム」に採択されたもので、その取り組みも3年目を迎えました。 春学期最終週となったこの日は、本プログラムのコーディネーターを務める西尾三津子氏(本学教育推進部特別任命助教)が、「プレゼンテーションスキルとその活用」をテーマに講義を実施しました。受講者は5月に習得したプレゼンテーション技法を用いて、春学期の成果を7分間で発表。ルーブリックを活用して、互いのプレゼンテーションを評価し合うことで、自身の達成度を確認するとともに更なるスキルアップを図りました。 平成28年度秋学期プログラムは9月24日(土)から開講。現在受講生を募集しています。 「海外子会社の経営を担う人材を養成する大学院教育プログラム」の詳細
社会人学び直し 社会人学び直し 社会人学び直し

関西大学梅田キャンパスと株式会社TSUTAYAによる起業家育成・支援事業を開始します。

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千里山キャンパスで21日、本学と株式会社TSUTAYA(以下、TSUTAYA)による産学連携事業に関する記者発表を行いました。 本年10月に開設する関西大学梅田キャンパス「KANDAI Me RISE(かんだいみらいず)」は、「人を導き、繋ぎ、自ら起こし、創る"人"を育成~"考動"を実践する場の創出~」をコンセプトに、地域・社会人・大学がともに発展できる新たな拠点となることをめざします。 このたび、梅田キャンパスで展開する事業の柱の一つである「スタートアップ支援」において、同分野での実績豊富なTSUTAYAと業務委託契約を締結し、産学連携で「起業家育成・支援」に取り組むことが決定しました。キャンパス構内には、大学への出店は初となる"TSUTAYA BOOK STORE"ならびに、スターバックスコーヒーの店舗が開かれ、多くの人が「集い・賑わう」内外交流の場を創出するとともに、次代を担う若者たちに対しての起業や創業をめざすマインド・行動を喚起するさまざまな支援を行っていきます。 TSUTAYAが運営するスタートアップカフェは、地上8階建てのキャンパス2階部分に"TSUTAYA BOOK STORE"に併設する形で開設。起業に関する相談窓口としてコーディネーターを常駐させ、学生や社会人、誰もが気軽に無料で利用できる敷居の低い空間を創出します。さらに、スキルアップセミナーや自己啓発セミナーをはじめ、起業をめざす仲間と出会える交流会やビジネスコンテストなどのさまざまなイベントを実施し、起業への支援体制を整備。単なる店舗導入に終わらず、多機能的な発展した産学連携事業を展開していきます。 なお、スターバックスコーヒーの店舗は、本年9月に千里山キャンパス内に竣工する、産学官連携活動の新拠点「イノベーション創生センター」内にも出店される予定です。 関西大学梅田キャンパスの詳細 株式会社TSUTAYAとの連携事業に関するプレスリリース
梅田キャンパス記者発表 梅田キャンパス記者発表g 梅田キャンパス記者発表 梅田キャンパス記者発表

平成28年度春学期定期試験が始まっています。

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創立130周年を迎える節目の年でも、例年と変わりなくやってくる試験の季節。22日から全キャンパスで平成28年度春学期定期試験が始まっています。 炎天下の下、汗をぬぐいながら試験会場となる各学舎教室へ向かっていく学生たち。22日と23日の2日間は論文試験の提出日ということで、受付場所の教務センターでは学生の列が形成されました。論文試験は提出期日を1秒でも過ぎれば不合格。今回が初めての試験となる1年次生の学生のみなさんは特に、早くから準備することの大切さをこうした日常から学んでいってください。
定期試験 定期試験 定期試験 定期試験

交換受入留学生の春学期修了式を挙行しました。

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千里山キャンパスで25日、交換受入留学生の平成28年度春学期修了式を挙行しました。 国際部長の前田裕副学長は、19ヶ国・地域34校に及ぶ協定大学からの交換受入留学生68人に、数ある大学の中で関西大学を選んでくれたことへの感謝と、今後の活躍を祈念した激励の言葉を添えて修了証書を授与しました。 修了生代表は挨拶の中で、「関西大学での経験を生かして帰国後も頑張りたい。共に過ごした仲間たちはこれから別々の道を進むことになるが、いつかまたどこかで会いたい」と、思い出を振り返りながら多くの支援に対する感謝の言葉を述べました。 また、式典後には歓送会が行われ、修了生のほか留学を継続する交換留学生や日本人学生、教職員が参加し、修了を祝しました。
交換受入留学生修了式 交換受入留学生修了式 交換受入留学生修了式
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